卒業式の着物〜ご列席のお母様〜
2016年 01月 29日
麻くぼきもの出張着付です。
都内近郊、出張着付け致します♪
さて、前回に続き、今日は卒業式の着物、ご列席(お母様)の方の装いについて。
一般的には訪問着、付け下げなどの略式礼装、または紋付色無地、江戸小紋などです。
お色味は、入学式に比較したら抑えめのトーンで良いかもしれませんが、いくつも着物を揃える時代ではありませんし、あまり気にされなくても…と思います。
帯や、半襟や帯揚げ帯締めなどの小物でお色味を落とすと良いですね。
ご実家のお着物で、袖振りが少し長い訪問着をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
いくつも着物を揃えていた時代では、年代に応じて、お若いうちは振りを長く作っていたようです。
ただ、それには、セットで長襦袢も作る必要があり、着物を着る機会の減った現代では馴染まない習慣となりました。
振りの長さは様々ですが、中振り袖ほどの長さでなければ、お母様のお立場であれば問題ないかな、と思います。
ただ、セットで長襦袢が揃えられていなく、振りが着物よりあまりにも短い長襦袢ですと、後ろから飛び出してしまうことがありますのでご確認下さいね。
時間があれば、着物の振りの長さだけお直しするのも良いです。費用はさほどかからないと思いますので呉服屋さんにご相談されてみてください。
そのほか、コーディネートなどお分かりにならないときは、どうぞ麻くぼきもの出張着付までお問い合わせください。お着付け当日までに、メール画像でのご質問にお答えしています♪
by asaqoo999
| 2016-01-29 22:42
| 着付